【新型ホンダ『インスパイア』発表】インテリアはオトナのカフェバー

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新型『インスパイア』は兄弟車である北米仕様『アコード』とは全く異なったインテリアを持つ。それは「見る、触れる、使う」といった人の感性に訴えるデザインだという。「クリーン&エモーショナル」をテーマとしたインテリアにはパッケージング段階からのデザイナーのこだわりがあった。

「ホンダ・セダンの共通理念は走りのプレミアム性です」と語るのはインテリアを担当したデザインBスタジオの藤井聡研究員。「エモーショナルと言っても一言では言えません。走りに特化した色気を表現しました」と語る。

またスモールランプと連動して点灯して室内を演出するブルーイルミネーションについては「オトナの雰囲気を出すためにカフェバーをイメージしました。単に着飾るような上質さでは無く、運転していて心地のよい、『感じる』上質さです」とのこと。

またドライバーからの窓映りや見切りといったパッケージングをチーム全体で検討したという。「人間を中心とした『生かす空間』を生み出すためにセンターモジュールを中心にドアライニングに回り込む『ラップラウンドデザイン』としました。シートのカラーリングも2タイプ、自由に選択できます」と説明した。

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