ホンダは、役員報酬を引き下げるとともに、業績に連動する役員賞与を引き上げる方針を決定した。株主総会で提案、了承後に導入する。
役員報酬の引き下げは7年ぶり。総額8500万円以内としている役員報酬を7900万円に引き下げるとともに、業績と連動する性格の濃い役員賞与は引き上げる方針だ。業績が好調なら役員が受け取る年収は上がる仕組み。
同社では、社員に成果主義を導入しており、役員についても成果主義を導入、役員のやる気を引き出す。
役員報酬総額の上限は従来よりも9200万円アップして4億4100万円に引き上げる。日産自動車も役員報酬を引き上げる方針だが、ホンダは業績連動型で引き上げる方針だ。