シーズンの前半戦を締めくくる戦いとなるカナダGP。ポールポジションの弟ラルフ・シューマッハを抑え、兄ミハエルが68勝目をマークした。予選で1-2を決めたウィリアムズだったが、2番グリッドのファン・モントーヤはオープニングラップでスピンを喫して後退。3番手スタートだった兄ミハエル・シューマッハが1回目のピットストップでトップのラルフを抜き去り、そのままトップチェッカーを受けた。この勝利でポイントでもキミ・ライコネンから首位の座を奪った。ラルフが2位、後半挽回したモントーヤが3位に入った。土曜予選でクラッシュし、ピットスタートとなったマクラーレンのライコネンは6位入賞。トヨタのオリビエ・パニスが8位完走を果たし、自身今季初ポイントを獲得した。クリスチアーノ・ダマッタは完走扱いの11位。B・A・Rホンダの両ドライバーはともにリタイアに終わっている。