【新聞ウォッチ】三菱、人海戦術で販売力アップ、増資も検討

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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2003年6月12日付

●三菱自動車、営業2000人増員、販売力強化、来月から追加採用(読売・8面)

●トヨタ、豪・タイに開発拠点、日米欧以外で初めて(読売・8面)

●超小型車に脚光再び、80年代にヒット、駐車場・車検いらず、環境意識も後押し(朝日・13面)

●ホンダ、白石基厚専務「リスク管理は経営そのもの」(朝日・13面)

●ガソリン価格、下落し1リットル102円、全国平均(毎日・8面)

●大型バスメーカー苦戦、新規需要の減少続き、事業再編が本格化、富士重工は製造から撤退(毎日・8面)

●5月中古車販売3カ月連続減(毎日・8面)

●スズキのスクーター、「チョイノリ」、2万8000台出荷(東京・8面)

●三菱自動車、スズキ、日野、燃料電池車の実証実験参加(日経・13面)

●転換点の企業収益、自動車「市場縮小で増益率鈍化」(日経・17面)

ひとくちコメント

三菱自動車工業が2005年までに国内の系列販売会社の社員を6300人から2000人増員し、8300人体制にする計画と、きょうの読売が報じている。記事によると、小型乗用車『コルト』やミニバンの『グランディス』などの新型車がそろい、2007年度までに国内で13車種の新型車の発売を計画しているため、販売体制の強化に踏み切るというもの。7月から即戦力となる営業マンを中途採用するという。

三菱の営業マンは、リストラなどの影響でピーク時の95年度の約8000人から昨年度は6300人まで減少、ライバルに比べると弱体化は否めない。このため、人海戦術で販売シェアをアップさせるというわけだ。

三菱では国内営業を統括する岩国副社長のアイデアで今年度から約350億円を投じて販売拠点の改装や統廃合に乗り出しているが、この先ネックとなるのが営業マンの増員に伴う経費の増加である。この記事では触れていないが、三菱では近く資本金を増資することも検討しているようだ。
《福田俊之》

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