【デザイン特別講義】ホンダ、持ってる? 思ってる?

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ホンダのモノ作り、デザインの本質とはなにか。4月17日、東京江戸川区のデザイン専門学校、TCAで、ホンダの“カリスマデザイナー”、中野正人上席研究員が特別講義を行った。中野主席研究員は、ブランドは文化であり、信頼関係だという。

「企業は独自性をアピールできないと人々の記憶から忘れ去られる。“創り出す側”と“受ける側”との信頼関係がブランドだ。モノ作りは企業の総合力であり、ヘタな製品を作る企業はヘタな企業なのだ」

「ホンダには4輪から2輪、汎用まですべての製品を合わせて年間1500万人の新ユーザーがいる。つまり年間1500万台の製品を作っています。これを2000万人ユーザーにしたい」

「“Do you have a Honda”というキャンペーンは、直接的にはホンダ製品を持っていますか、ということだが、本当はホンダの有り様に共鳴できますか、という問いかけなのだ。ホンダはその存在に期待される企業でありたい。そのために、期待される商品を出したい」

ホンダのデザイントップにいる中野主席研究員は1973年に本田技術研究所に入社。ホンダ以外のクルマも所有しており、ユーノス(マツダ)『ロードスター』に12年間も乗っているが距離は3万kmしか行っていない。新型『MINI』(ミニ)との恋は成就しなかったという。最近ニンジンジュースでのダイエットに成功したが、そのせいか顔が黄色くなった。

《高木啓》

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