フロント=ストラット/リヤ=マルチリンクのサスペンション形式こそ先代から変わっていないものの、パーツはすべて新規に起こした完全新開発。熟成を重ねることを良しとするスバルらしく、今回も見た目より中身で勝負する方針を貫いていた。スバル商品企画本部の森宏志主査は「初代から2代目は基本的に変わっていません。2代目から3代目ではリヤサスをマルチリンクにすることで30%よくなった。今度はサス形式こそ変わっていませんが、50%はよくなっていますよ」と語る。キャスター角を3度から6度に変更するなどジオメトリーの最適化を進め、3ナンバー化のメリットを生かしてトレッド幅を30mm広げるなどで、森主査いわく「交差点を曲がった瞬間に、これまでとは違うリニアなハンドリングを感じられると思います」。これにはアーム類やボディ側取り付け部の高剛性化などの地道な改良も効いているという。ハンドリングにこだわりを持つスバリストを納得させる仕上がりのようだ。
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