【イクリプス2003夏モデル】代替手段があるものを無理して買う人は少ない

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【イクリプス2003夏モデル】代替手段があるものを無理して買う人は少ない
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MP3ファイルも再生可能な最新式のオーディオヘッドユニットに、地図を表示可能な液晶画面を組み込んだイクリプス『i-audio』は、これまでにはない商品だ。カーナビのような詳細な地図は必要としないものの、自分が今いる場所は知りたいという人に向けた商品なのかという気もするが、実際はどうなのだろうか。

富士通テンでi-audioの開発を担当したAVC本部・システム開発統括部の沢田輝さんは「カーナビを必要としない人や、携帯電話によるコンテンツサービスを使いこなしている人に向けた商品で、初めて自分専用のクルマを買う10代後半から20代前半までをターゲットにしています」と説明する。

これらの層では、カーAV機器に求める第一優先事項は「クルマの中でお気に入りの音楽を聞けること」だという。カーナビに興味が無いわけではないが、値段の高さから敬遠してしまう傾向にある。カーナビを購入する人は「地図から情報を探しだすことを嫌い、地図を代替する目的でナビを買う」が、逆に言うとカーナビが無くても地図で代替できるということでもある。音楽に代わるものはないが、ナビに代わるものはあるので買わない。

だが、そういう人たちでも自分が今どのあたりにいるのかということを知りたいという欲求が無いわけではない。決まった場所に行く必要がある、自分の場所を相手に知らせる必要があるというシチュエーションでも現在地の把握は必須だ。慣れた場所ならいいが、見知らぬ場所だと口頭での説明にも限界がある。そうした人にi-audioはピッタリなのではないか、と沢田さんは言う。
《石田真一》

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