クレーン車がバスを突き飛ばす---24人重軽傷、現場は停電も

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19日午後、香川県高松市内の県道を走行していた路線バスに、道路脇の工事現場からこの県道ら出ようとしていた大型クレーン車のアーム部分が接触。これに押し出されたバスが電柱に激突して大破する事故が起きた。バスの乗客2人が重傷、他の乗客と運転手の合わせて22人が軽傷を負った。警察ではクレーン車側に前方不注意や安全確認の怠りがあったとして、47歳の運転手を業務上過失傷害の現行犯で逮捕している。

香川県警・高松北署の調べによると、事故が起きたのは19日の午後5時ごろだという。高松市西宝町2丁目付近の県道を走行していた弓弦羽(ゆずりは)行きのコトデンバスと、道路脇の工事現場から飛び出して大型クレーン車が接触した。

クレーン車のアーム部分がバスの左後部を直撃。バスの車体はアームに突き出される形でコントロールを失い、そのまま道路左側の電柱に激突した。バスは電柱に衝突した際、車体を左に傾けながら突っ込んだとみられ、運転席横のドア付近が完全に潰れてしまうほどの損傷を負った。

この事故でバスの乗員乗客24人のうち、アームとの衝突時に車内で転倒した77歳の女性が右足首を折る重傷を負い、男性1名が肩を打撲する重傷を負った。他の22名はいずれも軽傷だという。

警察では大型クレーン車の運転手が安全確認を怠り、漫然と前進してアーム部分を県道の車道へ露出させたことが事故原因になったとして、運転していた47歳の男を業務上過失傷害の現行犯で逮捕している。

被害に遭ったバスが突っ込んだ電柱は、付近の住宅に電気を供給する変圧器が載っており、衝突によってこれが破壊されたため、約1時間30分に渡って停電するという二次被害も出た。
《石田真一》

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