チャイルドシート出荷台数、2年ぶりに増加

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日本自動車部品工業会は16日、2002年のチャイルドシート国内出荷動向をまとめ発表した。総出荷台数は、126万1687台となり、前の年にくらべ11%の増加となった。着用義務付けから2年が経過し増加率が安定してきた。

調査対象は、同工業会に加入しているチャイルドシートメーカー10社。チャイルドシート出荷量は、着用義務付けを背景に、1999年に前年比266%増の234万台と急増した。その後、2001年は、前年比60%減の113万台台と激減したが、2002年は2年ぶりに増加に転じた。

2002年の出生数は115万6000人と、大きな変化がないことから、同工業会では、チャイルドシートの着用率は高まっている、と推測している。出荷台数は、対象年齢別のどのカテゴリーでも増加した。乳児用は前年比1%増の7万3000台、幼児用が同24%増の9万6000台、学童用が同17%増の51万2000台だった。また、乳児・幼児兼用が同7%増の58万1000台だった。

《編集部》

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