人を刺したショックで動転して事故、それとも自殺?

自動車 社会 社会

13日午後、札幌市厚別区内の道央自動車道・札幌南インターチェンジ(IC)付近で乗用車が横転し、ドライバーが死亡するという事故が起きた。後の調べてこのドライバーは事故の30分ほど前に知人をナイフで刺し、重傷を負わせたまま逃走していたことがわかった。警察では逃走中に運転を誤って事故を起こし、死亡したものとみている。

北海道警・白石署、同・高速隊の調べによると、事故が起きたのは13日の午後8時50分ごろだという。札幌市厚別区内の道央自動車道・札幌南IC付近を走行していたクルマのドライバーから「猛スピードで走っていたクルマが側壁に接触して横転した」という内容の110番通報が寄せられた。

高速隊が現場に駆けつけたところ、横転して大破したクルマの中から若い男を発見。すぐに病院に収容したが多臓器不全どが原因で間もなく死亡した。

高速隊が被害者の身元を照会していたところ、白石署から「傷害容疑で緊急手配中の容疑者が逃走の際に使用したクルマと事故車のナンバーが同一であり、死亡したのはこの容疑者である可能性が高い」という連絡が寄せられた。

事故死したとみられる22歳の男は事故発生の30分前の午後8時25分ごろ、札幌市白石区菊水元町二条にあるアパートで知人の25歳男性と金銭賃借を巡って激しい口論となった。この際、男は包丁で男性の腹や背中など2カ所を刺し、自分のクルマで逃走していた。刺された男性は男のクルマのナンバーを覚えていたため、白石署員が逃げた男を緊急手配したが、男はその直後に事故を起こしていた。

警察では逃走を試みた男が高速道路で運転を誤って事故を起こしたか、あるいは自殺を図ったものとみて、傷害事件の件も含めてさらに捜査を進めていくとしている。
《石田真一》

編集部おすすめのニュース

特集