日本自動車販売協会連合会が発表した4月の新車登録台数は、前年同月比6.5%減の24万8302台となり、8カ月ぶりにマイナスとなった。これまで、新車販売をけん引してきたスモールカーが息切れしてきたのが主因だ。
4月の新車販売の車種別では、乗用車が同7.2%減の19万6810台だった。スモールカーの販売が低迷したためで、小型車は同10.5%減の15万1777台と2ケタのマイナスだった。ホンダの『フィット』や日産の『マーチ』の販売が低迷したためだ。
トラックは、排ガス規制を前にした特需によって、普通トラックが同48.5%増の4751台となり、急増した。しかし、小型トラックが同7.2%減の4万5284台と落ち込んだため、トラック全体では同3.8%減の5万35台にとどまった。バスは同16.7%増の1457台だった。