ヤマハ発動機は22日、03年3月期の単独業績予想を修正した、と発表した。アジアや北米で、2輪・船外機・産業用ロボットの各分野の売上げが、予想以上に伸びた結果、売上高と経常利益が11月予想を上回る。
売上高は、11月予想にくらべ3%上方修正し、6079億円となる。02年3月期の実績5577億円にくらべると、9%の増加になる。経常利益は、予想にくらべ36.7%増の246億円と、大幅に増加する見通し。02年3月期の150億円にくらべると64%の増加となる。
ただ、インドの2輪製造販売子会社の株式評価損52億6000万円を計上する結果、当期純利益は、11月予想の95億円から15.8%減り、80億円になる。