1週間で1円値上げしたガソリン---戦争の影響ではないが

石油情報センターは2日、3月末時点でのレギュラーガソリンの全国平均価格が104円リットル/リットルとなり、2001年4月以来の高値となっていたことを明らかにした。前週よりも1円アップしているが、アメリカ軍のイラク侵攻とは関係が無いとみられている。

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石油情報センターは2日、3月末時点でのレギュラーガソリンの全国平均価格が104円リットル/リットルとなり、2001年4月以来の高値となっていたことを明らかにした。前週よりも1円アップしているが、アメリカ軍のイラク侵攻とは関係が無いとみられている。

同センターによると、今回の値上がりは中東からのアジア向け原油価格が2月に1バレルあたり30ドル程度まで値上がりしたことによるものだという。この時期に買い付けた原油の価格が前月より上昇したため、元売の各社がガソリンの卸売価格を2−3円/リットル引き上げたため、これが今になって市場に反映されたらしい。

現在の原油価格はイラク侵攻の開戦直前に値下がりしており、平均価格は1バレルあたり25ドル程度になっている。しかし、元売各社は4月出荷分のガソリン卸売価格については「3月の水準を維持する」としており、来月初旬までは現在の価格が維持されるものとみられる。だが、戦況次第では原油価格が再び値上がりに転じるという分析もあり、需要期となるゴールデンウィーク前にさらなる値上げが実施される可能性も否定できない情勢だ。

なおe燃費データによると4日現在レギュラーは99円79銭/リットル。こちらはユーザーが実際に購入した価格の平均で、単価の高いガソリンは敬遠されるため、業界団体が発表する平均価格より低くなる。
《石田真一》

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