マレーシアGPで史上最年少のポールシッターとなったルノーのフェルナンド・アロンソがその喜びを語った。3歳の時ゴーカートでレースを初体験して以来、常に4輪マシンと共に成長してきたアロンソにとって、初めて乗ったF1表彰台の感触は生涯忘れられぬものとなったようだ。
「僕の人生のなかで最高の一日。表彰台フィニッシュの気持ちは言葉では表現できない。ここ数ヶ月のチームのたゆまぬ努力に対する最高のご褒美だね。まるで予選のようにプッシュしつづけたよ。そうしたらテクニカルトラブルが発生してしまったんだ。オートアップシフトが故障してしまって、マニュアルでギヤチェンジをしなければならなくなった。正直言って、完走すらできないんじゃないかと心配したよ」
「でも実際は最高の結果になった! 多くのアクシデントに見舞われてしまったヤーノには同情している。彼も表彰台のチャンスは充分にあったからね。そんな状況でもポイントを取ることができたということは、チーム全体にも素晴らしいこと。オフシーズン中のチームの努力には心から感謝している。僕の初表彰台は彼らに捧げるよ」とコメントした。