クライスラーグループでは、1998年から2002年モデルのクライスラー『コンコード』、『300M』、『LHS』、ダッジ『インターピッド』の計100万台以上をリコールする、と発表した。リコール原因となったのはシートのボルトで、締め付けが緩いためにシートが突然傾く、などの恐れがあるという。
またこの大量リコールに加え、2つのマイナーリコールも行われる。1997年から2002年モデルのプリマス『プローラー』はフロントサスペンションのパーツに欠陥があり、壊れる恐れがあるため、またダッジ『ラム・ディーゼル』2万3000台にはアイドリングスピードに問題が見られるため、エンジンコントロール・ソフトウェアのリプログラミングが必要という。
今回の発表によるリコール台数は123万台の大型リコールとなった。