ダイムラークライスラー、三菱、現代のグループ3社、ミシガン州に新エンジン工場

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三菱自動車工業は12日、米国ミシガン州に新エンジン工場を建設する、と発表した。ダイムラークライスラー、現代自動車との3社で検討してきたもので、2005年から4気筒ガソリンエンジンを生産する。

ダイムラークライスラー、三菱、現代のダイムラーグループ3社は、昨年5月にエンジンの共同開発会社を立ち上げた時から、NAFTA(北米自由貿易地域)圏で新エンジン工場を設立する構想を示してきた。今回の発表は、その建設場所が決まった、というもの。同日、クライスラーグループのディーター・ゼッチェ社長・CEO(最高経営責任者)とミシガン州のグランホルム知事が共同で発表した。

新工場はデトロイト市から南西に75kmほど離れたダンディという町に建設するもので、自動車産業の町であるデトロイト市から、地理的に近いなどの条件が折り合い決定したとみられる。同工場では、排気量1.8-2.4リットルの直列4気筒エンジンを生産し、3社の現地生産車に供給される見込みだ。

《編集部》

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