前日の取引終了後にトヨタ自動車が発表した2002年10−12月期連結決算では、通期経常利益は1兆5000億円に迫る見通し。トヨタの好決算見通しも尻押しして全体相場は上昇して始まったが、結局は持ち合い解消の売りに反落して引けた。自動車株はほぼ全面安。
トヨタは一時3000円台を回復したが、終値は前日比変わらずの2965円。日産自動車は7円安の936円、ホンダは20円安の4100円と反落した。人気化していた日野自動車工業も、4日ぶりに反落した。
この日上げたのは、いすゞとダイハツ工業のみ。
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