【新聞ウォッチ】日産・ゴーン社長「V字回復」の極意明かす

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【新聞ウォッチ】日産・ゴーン社長「V字回復」の極意明かす
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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日読売毎日産経東京日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2003年2月3日付

●米シャトル左翼に異常空中分解事故(読売・1面)

●好調トヨタ影響拡大、日本経済も「カイゼン」(読売・8面)

●展望台日産・ゴーン社長V字回復で最高益日本の文化尊重し達成(読売・9面)

●三菱電機が開発、ガソリンスタンドの手間、カーナビ画面で処理(日経・13面)

ひとくちコメント

順調に飛行を続け、後は地上に帰還するだけとみられていた米国のスペースシャトル「コロンビア」が、大気圏再突入に突然、左翼付近に異常をきたし空中分解した。週末の2月1日深夜、テレビの画面が突如、その悲劇を伝える臨時ニュースに切り替わった。翌2日の新聞各紙も1面トップで大きく取り上げたが、きょうの各紙も1面から社会面まで、シャトル事故関連の記事で埋めつくされている。

それはともかく、読売は月曜特集で日産のカルロス・ゴーン社長を直撃インタビューしているが、記事の中で、ゴーン社長が「厳しい環境は経営の教師。なかでも重要なのはスピードと決断力。行動が遅れれば危機は深まります」と述べ、「危機にあっては、説明して理解を広げるのがリーダーの義務」とも語っている。この国の総理にも聞かせてあげたいセリフである。

《福田俊之》

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