ホンダは30日、マレーシアに建設中だった新工場が稼働し、同日、マハティール首相らを招いて開所式を行った、と発表した。新工場は『CR−V』の生産を開始しており、年内には『アコード』『シビック』『シティ』の生産も開始する。
マレーシアではこれまで、現地資本のオリエンタル・アッセンブラーズ社に生産を委託してきたが、自社工場の稼働により、委託生産から自社生産に切り替える。新工場の年間生産能力は2交代制の下で年間2万台。2003年は1万台を生産する計画という。
ホンダは2000年11月に、現地資本との合弁でDRB−オリエンタル−ホンダ(現ホンダ・マレーシア)を設立、販売体制を強化した。今回、自前の工場も稼働したことで、マレーシア国内での事業強化やグローバルネットワークの効率的な活用を推進していく。
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