【デトロイトショー2003続報】フォード『モデルU』は21世紀の『T型』か…水素内燃と電気

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【デトロイトショー2003続報】フォード『モデルU』は21世紀の『T型』か…水素内燃と電気
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「当社の100周年という節目は、過去の数多くの業績を振り返る良い機会となる。それと同時に将来を見据え、継続的な成功を収めるためのビジョンを総創造する挑戦も始まる。『モデルU』はその将来のビジョン探求の姿といえる。」---ビル・フォード、フォード・モーター・カンパニー会長兼最高経営責任者(CEO)

世界初のスーパーチャージャー付き水素内燃エンジンとハイブリッド・エレクトリック・トランスミッション、そして先進のエコロジカルな素材と生産プロセスによって作り上げられたモデルUは、将来のためのビジョンを示すコンセプトカーだと言える。

2.3リットルの4気筒スーパーチャージャーおよびインタークーラー付きの水素内燃エンジンが、モデルUのハイブリッド・エレクトリック・パワートレインに動力を与える。燃費はガソリン換算で1リットルあたり約19kmであり、航続距離は483km。汚染物質となる排ガスはゼロに近く、二酸化炭素も従来比およそ99%削減されている。

フォード・モジューラ・ハイブリッド・トランスミッション・システム(MHTS)は、従来型のトルクコンバーターを高電圧電気モーターに置き換え、モーターを独立してあるいはエンジンと同時に動かせる2つの油圧式クラッチを装備している。

《高木啓》

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