スイスで新車発表会に臨んだルノーのパトリック・フォール・チェアマンが新ルールを受けて数チームがF1撤退する可能性があると警鐘を鳴らした。先日FIAはエレクトリックシステムによってドライバーエイドをする電子デバイスの禁止やエンジンの寿命を大幅に延ばすことなどを発表したが、フォールによると特にエンジンに関する新レギュレーションは受け入れることが困難だという。
「2006年からの1エンジンで6レースなんていうプランは、F1の終焉を意味している。そんなルールがあるようなら(ルノーは)チャンピオンシップに残っていられない。発表の仕方も攻撃的でふさわしくなかったと思う」とフォール氏。
ルノー、ダイムラー・クライスラー、フォード、フィアット、BMWといったクルマメーカーで組織されるGPWCは次回ミーティングでの解決を目指しているが、解決されない場合は、F1のライバルシリーズ発足が加速される可能性もあるだろう。
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