台湾製だけどそんなに安くない! ……ヤマハのスクーター戦略に疑問

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ヤマハ発動機は、原付スクーター『ジョグ』を2月20日から発売すると発表した。国内では初の台湾製原付スクーターで、価格は従来よりも約2万円値下げした。

同社は、魅力的な価格の実現を図るとして、台湾の合弁会社ヤマハモーター台湾の工場で生産した原付スクーターを日本に輸入して発売することを公表していた。

台湾製原付スクーターは、ジョグの03年モデルで、従来と比べて乗り心地に優れるオイルダンパー採用のフロントフォーク、継ぎ目がない一体成形シートなどを採用した。

価格はロック機構解除などをリモコンでできるリモコン仕様が14万9000円、リモコンレスが13万9000円で、従来モデルよりも1万8000円、2万円値下げした。

一方、ホンダは、中国製スクーター『トゥデイ』を9万4800円と10万円を切る価格で昨年投入し、順調に販売台数を増やしている。また、22日には、スズキが国産にもかかわらず、5万9800円の超低価格スクーターを発売している。台湾製でしかも14万円前後のヤマハスクーターが浮いた存在になった。

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《レスポンス編集部》

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