【新型ダイハツ『ミラ』発表】「アヴィ」のコンセプト、『MAX』とこう違う

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【新型ダイハツ『ミラ』発表】「アヴィ」のコンセプト、『MAX』とこう違う
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今回発表された『ミラ』のうち、ノーマルモデルよりも車高をわずかにアップさせ(1530mm)、アクティブなイメージを強調させたのが「アヴィ」だ。ところが同じダイハツでこれとよく似たような性格、および寸法のクルマがある。01年10月に登場した『MAX』だ(全高1550mm)。

MAXの使命は「ミラと『ムーヴ』との中間を埋める」ということだった。日常の使い勝手を考慮したミラと、軽自動車としてのスペースユーティリティを強調したムーヴ、それの中間にMAXは位置するという説明だった。細かい話になるが、アヴィのCMでバックに流れる音楽は、MAXのCMでも起用された「Tommy february6」(トミー・フェブラリー)が担当している。そうした理由からも「キャラクター重なっていませんか?」と心配になる。

これについてダイハツで製品企画を担当する田代正俊さんは「重ならない」と説明。アヴィがターゲットとしているのは「知的でアクティブな若い女性」であり、一見キャラクターが近いと思えるMAXは「想定ユーザーはアヴィよりさらに若い女性で、走りの良さでは男性にもアピールできる」という。さらに走りを求めるなら、『ムーヴ・カスタム』があるわけで、選択の幅が広がった分、以前よりも営業活動が行いやすくなったと考えているようだ。

アヴィのプラットフォームは新型ムーヴで導入されたものを使っており、旧世代プラットフォームを使ったMAXとは乗り味が異なるともいう。

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《石田真一》

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