年末に向けて増える過積載トラックを撲滅しろ---香川県警が一斉検問

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香川県警は9日、県内の主要幹線道27カ所で過積載トラックの一斉取り締まりを実施したことを明らかにした。

昨年12月28日、香川県高松市内で過積載によりブレーキが効かなくなったトラックが乗用車に追突。このトラックと別のトラックの間に乗用車が挟まれ、クルマごと押し潰される形で女性4人が乗ったが死亡する事故が発生しているが、今回の検問は同様の事故を防ぐ目的で行われている。

取り締まりは国道11号線など県内の主要幹線道や、港湾部を中心にした27カ所で行われ、135人の警察官を動員している。マット状の重量測定器を路上に設置し、その上で対象のトラックを停止させる形で測定を行った。

この結果、検問が行われた午前9時から午後6時までの間に、県内で15件の過積載を摘発。免許証チェックなどの際に発覚した不携帯などの違反82件も発覚している。

県警では物流が集中し、過積載が生じやすくなる年末に向け、同様の一斉取り締まりを数回行なっていく方針。

《石田真一》

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