【新聞ウォッチ】トヨタとホンダの燃料電池車、世界初市販の意義とは……

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【新聞ウォッチ】トヨタとホンダの燃料電池車、世界初市販の意義とは……
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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日読売毎日産経東京日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2002年12月3日付

●燃料電池車、世界初の市販、新技術追われる日本(読売・11面)

●11月新車販売、3カ月連続前年上回る(朝日・13面)

●ゴーン流が変えた日産V字回復「リバイバルプラン」(毎日・8面)

●大手町発、日本経団連会長「大手銀が国有化」報道、「言わぬ」「聞いた」物別れ(朝日・33面)

●スズキ、50周年記念スクーター発売(毎日・8面)

●ヤマハ発動機、スクーターを台湾から逆輸入(東京・8面)

●きょうサッカートヨタカップ、トヨタ杯危うし、今回で最後か?(東京・18面)

●道路民営化委、6日に最終報告、亀裂埋まらず今日決戦(産経・2面)

●セブンイレブン、店舗建設、トヨタと提携(日経・1面)

●自動車部品の業績拡大、今期コスト削減など寄与(日経・19面)

●日産、自社株買い300万株に(日経・19面)

ひとくちコメント

トヨタ自動車とホンダが燃料電池車を首相官邸や経済産業省などに納入し、世界で初めて市販にこぎつけたが、昨日の夕刊でのセレモニーの速報に続き、きょうの読売などが朝刊でも大きく取り上げている。

読売は「独自の技術開発が不得手」と言われた日本の産業技術が「究極の低公害車」で世界の先陣を切った意味は大きいと、日本が誇る先端技術にスポットを当てて報じている。日経は「1台製造するのに1億円程度の費用がかかり、事業化にはほど遠いのが実情」と、コスト削減や技術開発面で抱える多くの課題を指摘。

こうしたなか、朝日と毎日は燃料電池車関連の記事は取り上げていないが、朝日は社会面で「環境に配慮した自転車タクシーが東京都内を快走している」と、カラフルな車体の自転車タクシーのスナップ写真を掲載。自転車に優る「究極のエコカー」は他には……。

《福田俊之》

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