フォルクスワーゲンは8日まで開催中のドイツ、エッセンショーにオフロードプロトタイプ『ターレック』を展示、2003年ダカールラリーへの参戦を発表した。VWがパリ〜ダカール・ラリーに参加するのは初めて。
ユタ・クラインシュミット/ファブリツィア・ポンズ組、ステファン・アンラール/ボビー・ウィリス組、ディーター・デッピング/ヴァルター・バッハフーバー組の3台のターレックが出走する。
ターレックはFIAのT2レギュレーションに基づき、“バギー”とみなされる。チュブラーフレームにカーボンファイバーのボディワークを載せ、エンジンは218HPの1.9リットル直4ターボディーゼル。デザイン開発にはイタリアのジウジアーロ・デザインが協力した。
VWはターレックで、03年ダカールラリー以後もクロスカントリー・ラリーに参戦する予定。また新型SUV『トゥアレグ』によるダカールラリー参戦も検討されている。