日産自動車のカルロス・ゴーン社長は23日、会見で今後の配当政策の見直しを発表した。2001年度の8円から2004年度には3倍の24円を目指すというもの。
日産が発表した配当政策によると、2001年度の配当は8円だったが、2002年度には14円に増配、2003年度に19円、2004年度には24円を目指す方針だ。例えば日産の株価900円で計算すると、90万円の投資で、年間2万4000円の配当が受けられることになり、この低金利時代としてはかなりの利率となる。
日産が増配するのは、個人株主の増加を目指すため。ただし、日産の株価が落ちるリスクがあることもお忘れなく。