アウディジャパンは、10月1日から12月末まで、アウディ車の下取り価格をあらかじめ設定する「トレードパックプログラム」を全国のアウディ正規ディーラーで実施すると発表した。適用されるのは、現金で購入したユーザーと、3年のアウディSローンで購入したユーザー。
アウディトレードパックプログラムは、新車購入価格の55%(最大値)を3年後の下取り価格としてあらかじめ設定、3年後にアウディを買い替える時に、最初の設定した下取り価格で下取りするという内容。3年後にアウディに買い替える場合の下取り基準価格が優遇されるメリットがあり、アウディに6年間乗り続けてもらう戦略。
しかし、こうしたやり方には、アウディジャパンの下取り下落リスクが不明確で、高い下取り価格を設定したリースで「事実上破綻に近い状態となったローバー・ジャパンに似ている」(業界関係者)との指摘も。