2001年、ジャガーは同社史上初めて、年間の世界販売台数が10万台を超える成長をとげた。さらなる成長をめざし、中核サルーンの『XJ』がフルモデルチェンジ、パリサロンでデビューする。発売は来年春を予定し、価格や詳細なスペックは発売直前に発表される。
新型XJのボディはほぼ全面的にアルミニウムを用い、一部のストラクチャーにはマグネシウムも用いられる。エンジンは4.2リットル・スーパーチャージドV8(400bhp)、4.2リットル自然吸気V8(300bhp)、新開発3.5リットルV8(262bhp)、3.0リットルV6(240bhp)の4機種。
トランスミッションは今年前半に『Sタイプ』から導入されたZF製6AT。サスペンションはセルフレベリング機能付きエアサスと、CATS=コンピョーター・アクティブ・テクノロジー・サスペンションが標準装備だ。