トヨタ自動車は24日、新型車『ヴォルツ』の発売後1カ月の受注が月間販売目標の2倍となる3000台に達したと発表した。アメリカ生まれの個性的なデザインなどが受け入れられているという。
ヴォルツはゼネラルモーターズ(GM)との合弁工場であるニューユナイテッドモーター・マニュファクチャリングで生産し、日本に輸入している。『スプリンターカリブ』の後継ともいえるモデルだが、ターゲットをアクティブな若い男性に絞り込み、デザインもポンティアックのテイストを引き継ぐ(というか、そのまま)個性的なものとした。これまでの受注内容によると9割が男性、年齢層は6割が30才代以下となっている。
同モデルは『キャバリエ』に次ぐGM-トヨタ連携の第2弾モデルであり、不振だったキャバリエの二の舞は避けたいところ。これまでのところトヨタは「好調な立ちあがり」と評価している。