【シトロエン『C3』上陸】これでもか、これでもか、の装備

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【シトロエン『C3』上陸】これでもか、これでもか、の装備
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『C3』の安全装備はきわめて充実している。安全性の高さで知られるフォルクスワーゲン『ポロ』と比べても、装備的に遜色はない。

ABSは左右輪の制動力を最適化するEBD(電子制御制動力配分)付き。また緊急時のブレーキの踏み込みの甘さを解消するブレーキアシストシステムも標準で搭載する。エアバッグは前左右席デュアルエアバッグ、サイドエアバッグ、カーテンレールエアバッグが全グレードに標準装備されるという充実ぶりだ。

安全面以外の装備も豊富だ。雨滴感知ワイパー、花粉防御フィルター付きオートエアコン、運転席・助手席照明付きバニティミラー、クラッシュセンサー付き集中ドアロック、ワンタッチパワーウインドウなどが標準装備。さらにクルーズコントロール、レザーインテリア、フロントシートヒーターをオプション装着することもできる。

またトランクルームには新発想の「モジュボード」を装備。トランクルーム内を仕切ったり上下2段に分けたりと、トランクルームを効率よく分割して積載性を高める折畳式のパーティションで、スペースユーティリティ重視のシトロエンらしさが垣間見える。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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