【AMショー2002】しげの先生、お願いだから無茶をしないでくださいね…

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【AMショー2002】しげの先生、お願いだから無茶をしないでくださいね…
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『頭文字D・Arcade Stage Ver.2』は乱入対戦モードをはじめ、ユーザーの要望を取り入れて機能を充実させ、原作をより忠実に再現するなど、単なるマイナーチェンジとは言えないほど一新されている。

実際、ユーザーからはどのような要望があって、それを開発側はどう応えていったのか。そのプロセスをゲームの開発責任者である新井健二プロデューサーにいろいろと話を伺った。

今回の目玉である乱入対戦モードについて、新井さんは「今までも対戦モードは用意していましたが、スタート時に対戦で行くということを相手に同意してもらう必要がありました。これだと仲間内ではバトルを楽しめますが、見ず知らずの人に“対戦してよ”とは頼みにくいという声が高かったのです。そこで途中から乱入できるシステムを作りました。ただし、1人でゆっくりプレイしたいということも考え、乱入を受け付けないモードも用意しています」と語る。

車種の追加については「原作を忠実になぞった」ため、最近のバトルで人気が高くなったスズキ『カプチーノ』を外すことはできず、トヨタ『アルテッツア』や『セリカGT-FOUR』は原作にバトル相手として登場しないものの、ユーザーから熱望されたために加えることが決まったようだ。

注目の新コース、いろは坂は「原作で拓海がさらに成長した重要な場面であり、外せないでしょう」と語り、さらには「原作に忠実、が目標ですからねぇ。実はアレもできます」とニヤリ。

そう、原作を読んで「そんなムチャな!?」と叫んだ人も多いであろう、いろは坂でのショートカットジャンプが可能になっているというのだ。前回のみぞ落としビデオ同様、開発が終了したら新井さん自身がお手本を示してくれるという約束も取り付けたのでお楽しみに。

さて、今後このゲームがどうなっていくのか。原作ではついに『インプレッサ』も登場。拓海自身の進化にも期待できるところなのだが…。

「原作に沿って進み、気軽に楽しむレースゲームを作るという基本姿勢は変わりませんが、ひとつ言えるとしたら“しげの先生、無茶しないでくださいね”というお願いでしょうか」

この願い、果たしてかなうのか…?

《石田真一》

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