日本自動車輸入組合(JAIA)は、7月の輸入車新車販売台数を発表した。それによると販売台数は、前年同月比0.5%減の2万3076台で、2カ月連続で前年を下回った。
このうち、外国メーカー車は、同1.0%増の2万2183台で、1カ月ぶりにプラスとなった。メルセデスベンツやVW(フォルクスワーゲン)の主力メーカーは低迷したが、プジョーやアルファロメオ、ミニなどが好調だった。
日本メーカーの海外生産車は同26.4%減の893台と大幅に落ち込んだ。トヨタ自動車などの輸入車が低迷しているため。
ただ、JAIAでは、8月からトヨタとGMの合弁生産する『ヴォルツ』の販売スタートやメルセデスベンツ『Eクラス』のデリバリーの開始で、今後は販売が好転すると見ている。