フォードに再び大量リコールの危機……事実は把握して対処していたが

自動車 社会 社会

NHTSAは1997年モデルのフォード『エスコート』、マーキュリー『トレーサー』に対してエアバッグに問題が見られる、として公式の調査に入ると発表した。

現在までNHTSAにはこの2モデルのエアバッグが不適切に膨張したため負傷した、というケースが300件報告されている。しかも23件は、エアバッグの膨張に関連して火災事故が起きた、という報告である。

フォードではこの事実を把握しており、ディーラーに対して「消費者から苦情が寄せられた場合は修理に応じるよう」アドバイスしていた、と言われている。しかしフォードとしてはリコールをしておらず、NHTSAの調査結果次第では大量のリコールにつながる可能性がある。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

教えて!はじめてEV

特集