退職理由は「一身上の都合」---長男の違反をもみ消した元署長が辞職

新潟県警は25日、長男が1999年に起こした速度超過違反を部下へもみ消すように指示し、偽計業務妨害の疑いで書類送検され、現在は2カ月の停職処分を受けていた元の白根警察署の署長が23日に辞職願いを提出していたことを明らかにした。

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新潟県警は25日、長男が1999年に起こした速度超過違反を部下へもみ消すように指示し、偽計業務妨害の疑いで書類送検され、現在は2カ月の停職処分を受けていた元の白根警察署の署長(現在は警務部付き警視)が23日に辞職願いを提出していたことを明らかにした。辞職願いは翌24日付けで受理され、退職が決まっている。

この元署長は、警察庁関東管区警察局・警務部調査官だった1999年当時、長男が起こした速度超過違反のもみ消しを部下に依頼。部下も断りきれずに違反をもみ消したことが先月末に発覚。今月10日にはそれが原因となって偽計業務妨害の疑いで新潟地検に書類送検され、さらには署長職の解任と2カ月の停職処分を命じられている。

また、この署長の長男はこの処分に先立つ今月2日、新潟市内で飲酒運転をしてタクシーと衝突して2人を負傷させたものの、そのまま逃走したとして道路交通法違反(ひき逃げ)と業務上過失致傷容疑で逮捕されており、この事件がさらに署長の立場を悪くした。

県警によると、元署長の辞職の理由は「一身上の都合」だという。
《石田真一》

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