自動車用ECUのリアルタイムシミュレータの新製品を富士通テンが開発

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自動車用ECUのリアルタイムシミュレータの新製品を富士通テンが開発
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富士通テンでは、自動車用ECUのリアルタイムシミュレータ「CRAMAS」(クラマス)のマルチノード化システムを開発した。受注生産を行なう。

同社では、クルマに搭載するエンジン用ECU(電子式制御装置)やトランスミッション用ECUなどの機能・性能評価を、実車に搭載したときと同等条件で実施可能なリアルタイムシミュレータCRAMASを開発し、昨年度より販売を開始している。

今回開発したシステムではソフトのバージョンアップを行い、Intel Pentium 4-2GHzの高速CPUボードによって演算性能の向上を図ると同時に、このシミュレーターを複数台連結(マルチノード化)して、大規模な自動車制御システムを開発する際の機能評価や量産設計段階の実験・評価などを効率的に行えるようになった。

現在の自動車は、ECUなしでは走れないほど電子化している。それによってユーザーは快適でかつ安全なドライブを楽しむことができるようになったわけだ。したがって、自動車メーカーは素早い機能開発や信頼性評価を求められている。その開発などに役立つシステムとして、CRAMASは期待されている。

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《編集部》

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