「一丁やったれ」と暴走族を指揮していた暴力団員、発見時は落ちぶれて…

自動車 社会 社会

岡山県警は16日、自分が面倒を見ている暴走族グループの集団暴走行為に参加し、実際に現場で同乗指揮を取っていたとして、元山口組系暴力団員と自称する22歳の男を道路交通法違反(共同危険行為)で逮捕したことを明らかにした。

警察の調べによると、この男は今年2月17日深夜、当時面倒見役を務めていた和気町を活動拠点とする暴走族グループ「天鵞怒(びろーど)」のメンバーを指揮し、JR岡山駅前などで暴走行為を繰り広げ、クルマの安全通行を妨害した疑いが持たれている。

警察が撮影したビデオ映像を基に、このグループに属するメンバー12人はすでに逮捕されたているが、指揮を行っていたと逮捕者全員が口を揃える暴力団関係者は警察から逃げ回っていた。

逮捕されたとき、男は暴力団事務所を破門されていたという。警察の調べに対して、男は「記憶に無い」と容疑を完全に否認しているという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース