福島県警監察課は6日、1999年当時に棚倉警察署の署長を務めていた警視が、部下の父親が起こした酒気帯び運転の違反記録をもみ消していたとして、この警視を含む3人の警察官と、違反者本人を犯人隠避の疑いで書類送検していたことを明らかにした。
監察課の調べによると、この警視は1999年6月、かつての部下の父親から直に電話を受け「酒気帯び運転で捕まってしまった。何とかしてほしい」ともみ消しを依頼された。警視は署次長と交通課長に対して「誤記扱いで処理してくれ」と命じ、その後に必要となる手続きを行わなかった。
県警に対しては「棚倉署でもみ消しが行われたようだ」という内部告発があり、これを受けて監察課が調査に乗り出し、今回の事態が発覚した。検察庁に送られなかった違反キップは告発のとおり署内から発見されている。
県警では警視に対して停職3カ月、関与した当時の署次長と交通課長を戒告とする懲戒処分を言い渡したが、警視は処分が言い渡される直前に依願退職を申請、受理されたようだ。
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