刑務所に入りたくて、とりあえず殺してみました---大阪でこんなに怖い事件が

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大阪府警は5日、新聞販売店の店員に一方的な理由で暴行を行い、チャイルドシートで顔面を殴るなどして殺害したとして、河内長野市に住む30歳の男を殺人の現行犯で逮捕したことを明らかにした。

警察の調べによると、この男は5日午前4時30分ごろ、富田林市小金台の市道で新聞配達をしていた57歳の男性に「お前、俺に何か文句あるのか?」と言いがかりをつけ、男性がかぶっていたヘルメットを剥ぎ取り、頭を殴って転倒させた。男はさらに自分のクルマから取り外したチャイルドシートを持ち、数回に渡ってこの男性に向かって振り下ろしたという。男性は脳内出血や顔面・頭蓋骨陥没などが原因で死亡している。

男は近所の住民の通報によって駆けつけた警察官に殺人の現行犯で逮捕されている。警察での取調べに対して、男は「会社のカネを横領したことが発覚しそうになり、逃げるには刑務所に入るしかないと思って最初から誰か殺そうと思っていた」と供述しているという。

男は事件を起こす数時間前から自分のクルマで周辺を走り回り、駐車中のクルマに接触や衝突を繰り返しており、乗っていたクルマは現場付近で縁石に乗り上げ、走れなくなったため、たまたま見かけた新聞販売員を相手に場当たり的な犯行に及んだ可能性が高いという。

警察では男の言動に不審な点もあることから覚せい剤中毒の可能性もあるとして、今後は薬物検査なども行い、さらに厳しく追及していく方針だ。

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《石田真一》

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