三菱自動車工業は21日、5ナンバー7人乗りミニバン『ディオン』を大幅改良し、6月7日に発売すると発表した。ターボ車を追加するなどラインアップも増強した。
今回の改良ではヘッドランプ、グリル、ボンネットのデザインを変更しフロントデザインを一新した。ラインアップは1.8リットルGDIターボエンジン搭載車「ターボ」、「ターボナビパッケージ」を新たに追加し、バリエーションを拡大した。また、従来の2.0リットルGDIエンジン搭載車には、新たにCVT(連続可変変速機)を搭載。燃費性能を向上させた。
メーカー希望小売価格は最廉価の「VIE」(2.0リットル車)が159万8000円。人気のミニバン市場にあってディオンは月400台程度と販売が低迷しているが、今回の商品力強化により、約3倍にあたる月1150台の販売をめざす。