富士重、社内カンパニー制導入

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富士重工業は17日、6月1日付けで経営組織改革を実施し社内カンパニー制を導入すると発表した。本社の取り組みを自動車事業に集中するとともに、航空宇宙など3部門に大幅に権限委譲し自立経営を促す。

航空宇宙、産業機器、環境事業の3事業部門を同日付けで廃止し、新たに「航空宇宙カンパニー」「産業機器カンパニー」「エコテクノロジー」を発足させる。各カンパニーは収益管理や資産管理、課長級までの人事権など大幅に権限委譲し経営の独立化を図っていく。

同社は売上げの9割を自動車事業が占めるが、これら3部門も将来にわたり有望な事業。このため、より高いレベルの成長を果たすためそれぞれが明確な収益目標に向かって取り組む体制を構築することにした。

《編集部》

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