ホンダは、日本における販売金融サービス事業を強化するため、国内の販売金融サービス事業全体を統合し新会社「ホンダファイナンス」を設立する。7月1日付けで設立し、新会社の資本金は35億9000万円で、従業員330人となる。
従来、ホンダでは、ホンダファイナンスが販社への設備リースや資金融資を、ホンダリースが法人・個人向けカーリースを、ホンダクレジットが自前のクレジットを投入してきた。新たに設立されるホンダファイナンスはこれら3社を統合して総合力で販売金融ビジネスを強化することになった。
存続会社はホンダクレジットで、社名はホンダファイナンスとなる。販売金融事業の統合で、独自の低金利ローンなどを導入してホンダ車の販売を支援する。トヨタファイナンスでトヨタ車の拡販を後押ししているトヨタグループに対抗する。