【トヨタ『ist』発表】デザイナー・トークショーでこんなことが……?

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【トヨタ『ist』発表】デザイナー・トークショーでこんなことが……?
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トヨタ自動車デザイン本部は、8日に発表された新型コンパクト2ボックス『ist』(イスト)について、開発デザイナーがその思いをユーザーに直接語りかける公開イベント「デザイナーズトーク」を、去る12日、東京臨海副都心MEGA WEBにあるトヨタデザインMEGA WEBにおいて開催した。

イベントはまずデザイン開発という仕事の流れをコンセプト企画立案からラインオフまで概略説明した後、各パートのデザイナーが画像を用いながらistのデザイン開発を説明した。後半は参加者とデザイナーとの質疑応答。プレゼンテーションは専門用語などもわかりやすく、また社内状況もけっこう披露されるなど内容も充実していた。

トークショーに参加した開発スタッフは、布垣直昭(デザインまとめ)、庄司有紀子(国内企画部)、栄雅也(デザイン部。外形担当)、上新隆(デザイン部。開発前半で内装担当、後半で全体まとめ)、兵藤光徳(豊田自動織機デザイン部。後半内装担当)、水越廣明(豊田自動織機デザイン部。カラー担当)の6名。トヨタ車のデザイン開発はクリエイティブ開発の前半と、量産開発の後半に2分され、ist開発の後半では生産を担当する豊田自動織機デザイン部が協力している。

今回のイベントをまとめたグローバルデザイン企画室の浜田真司デザイナーは、「デザインはできあがった商品がすべてで、最終製品によって理解されねばならない、という考え方があります。が、人の目は派手な部分にいきがちですので、デザインのここがいいんだよ、デザインのここを見て下さい、とデザイナーが説明する機会があってもいいと思うのです。そうすることによって製品によりいっそうの親しみを持っていただければ、と思っています」と、語る。

同様のイベントは今後も開催される予定なので、デザインに興味がある方や新型車に興味がある方は期待しよう。

《高木啓》

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