【新聞ウォッチ】ゴーン社長、ストックオプションでも億万長者?

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【新聞ウォッチ】ゴーン社長、ストックオプションでも億万長者?
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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2002年5月9日付

●日産、営業利益500億円超上積み、3月決算、上方修正へ(読売・10面)

●「和製ゴーン」認定します、経済産業省の外郭団体、経営感覚のある技術者資格創設 (毎日・2面)

●「スモールカー」快走、日産「マーチ」3位浮上 (毎日・9面)

●タカラの電気自動車、ユニクロ店舗で販売、発表 (産経・9面)

●トヨタ、強気の新型車投入、「イスト」を発表 (東京・7面)

●こんな名車は要りません、メイテック「創業者の遺物」売却へ (朝日・13面)

●アイシン発表、独ボッシュと変速機で合弁(東京・7面)

●日産、中国で合弁生産、4車種を年10万台、東風汽車と持ち株会社(日経・1面)

●日産のストックオプション、含み益39億円(日経・11面)

●トヨタ、低コストのタイヤ製法を開発(日経・13面)

●輸入車販売、4月は前年比3.4%増(日経・13面)

●三菱自動車、最終黒字100億円超す、合理化と円安効果(日経・17面)

ひとくちコメント

本日午後3時30分から行われるカルロス・ゴーン社長の記者会見を目前に控え、日経をはじめ、きょうも日産の記事が紙面を飾っている。

読売は3月決算の上方修正、毎日はゴーン社長にあやかって技術と経営感覚の両方を身につけた人材を認定する資格制度を経済産業省の外郭団体が創設する話題を取り上げている。

このほか、東京など各紙が4月の乗用車販売で日産の「マーチ」が3位に浮上したことも大きく報じている。

日経は1面トップで、兄弟誌「日経ビジネス」の5月6日号で一部既報の日産が東風汽車と「中国で合弁生産計画」のニュースとストックオプションの含み益が大きく膨れ上がったことを掲載。

このストックオプションの記事によると、1999年に塙義一会長やゴーン社長など当時の役員30人に割り当てられたが、含み益の総額は39億円。このうち、ゴーン社長は最低でも6億円をゲットしたことになるという。

今年も間もなく高額納税者の長者番付が発表されるが、昨年秋に出版した自叙伝の印税などを含め、ゴーン社長の納税額も気になるところである。

《福田俊之》

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