LPG車に燃費基準設定で本格普及へ

エコカー 燃費

経済産業省はLPG(液化石油ガス)車の燃費基準策定に着手した。LPG車はディーゼル車にくらべ排出ガスが少ないため低公害車としての認定を受けている。燃費基準を設けることで税制面の優遇措置を導入し本格普及を図る。

LPG車はディーゼル車にくらべるとPM(粒子状物質)などの排出ガスが少ないため、経済産業省ではこれまでもディーゼル代替低公害車として普及をはかってきた。ただ燃費性能は暫定的にガソリン車と同じとみなしLPG独自のものが定められていなかった。

自動車取得税や自動車税・軽自動車税が軽減されるグリーン税制が適用されるには最新排ガス規制値を一定以上、下回っているほか2010年燃費基準をクリアしている必要がある。このためLPG車にも独自の燃費基準を設けることによりグリーン税制の適用など税制面の優遇措置を拡充する。

《編集部》

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