フォードはこの1年あまりで実に9度目となる『フォーカス』のリコールを発表。今回はセーフティに関わるリコールで、569台の「SVT」ハッチバックが対象となった。
フォードによると、このハイパフォーマンスモデルに限り、スロットルがオープンポジションから動かなくなる動作不良が発見された、という。SVTは他の3ドアモデルと共にメキシコの工場で生産されていたが、問題が発見されたのはSVTのみ。
現在のところこの問題による事故や負傷などの報告はない。しかしフォーカスはフォードのヒット商品で、コンパクトモデルとしての人気も高い。それが相次ぐリコールではフォーカスのイメージに傷がつくばかり、と業界関係者は見ている。