新潟、豊田、高知、福岡で次世代ITSの実験が始まります

自動車 テクノロジー ITS

ITS情報通信システム推進会議と電波産業界は、「地域ITS情報通信モデルシステム調査開発」の内容を公表した。

新潟県、豊田市、高知県、福岡市の4自治体で、実験を行う。実験はETC(有料道路の自動料金収受システム)の無線通信技術を汎用化し狭域通信(DSRC)システムを使ったもの。実験によって地域ITS情報通信アプリケーションの普及とシステムの標準化を図る。

実験内容では、新潟県では、効率的な運行計画・運行情報のバスへの提供にDSRCシステムを活用する。今年11〜12月まで。

豊田市では、DSRCシステムを利用した入出庫管理・料金清算の自動化の実験を今年度と来年度に行う。駐車場データベースをもとに、満空情報、残台数情報、待ち時間予測を提供する。

高知県では、DSRCシステムを利用した歩行者向けの情報提供。PDA(小型携帯端末)を使って地域情報、地図情報、誘導情報を歩行者に提供する実験を今年度実施する。

福岡市では、DSRCシステムを利用した車両管理で、来年度、2ヵ月程度で、中小トラック業者の多い国際コンテナ輸送で、車両識別番号を管理して車両位置情報、運行管理情報を提供する。

《レスポンス編集部》

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