いすゞは新型フラッグシップSUV『アセンダー』をニューヨークショーで発表した。2003年型として今年後半から販売予定。『トルーパー』(日本名『ビッグホーン』)を大型化、同時に上級移行してモデルチェンジすることになる。
エンジンは4.2リットル直6(275HP)が標準で、上級仕様が5.3リットルV8(285HP)。駆動レイアウトは後輪駆動またはオンデマンド四輪駆動、トランスミッションは4AT、トリムレベルには3グレードがある。
いすゞSUVで最大・最強のモデルとなり、3列シートが標準。アメリカ市場では3列シートSUVへの需要が高いのだ。このサイズ(全長5273mm x 全幅1933mm)だと日本市場では使い勝手が悪く、導入計画は見送られた。
なおアセンダーは同じGMグループのシボレー『トレイルブレイザーEXT』、GMC『エンボイXL』とプラットフォームを共有し、オハイオのモレイン工場で並行して生産される。