トヨタ自動車は、2003年度の採用計画を発表した。それによると2003年度の採用人員は1630人となり、2002年度の入社見込みよりも180人マイナスとなる。
内訳は大学生が530人、高専・短大・専門学校生が170人、高校生が640人、トヨタ工業技術学園入学者が170人、医務職が120人。今年の入社見込みと比較すると大学と医務職は増加しているが、専門学校生や高校生が大幅マイナスとなる。
トヨタは今期の連結決算で、史上最高の経常利益1兆円突破が確実な情勢だ。しかし、春闘でベアゼロにしたのと同じで横並びを考えて、他社と同様に採用を抑制するようだ。とくに、高校生の就職が氷河期となっている中で、歩調をあわせて高校生の採用を減らすところは、さすがトヨタと言ったら言い過ぎ?