子供の安全は重要だが、面倒だからチャイルドシートはしない---43.5%!?

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日本損害保険協会は25日、「チャイルドシートの使用に関する意識と実態調査」をまとめ公表した。チャイルドシート保有率は7割を超えているにもかかわらず約半数の人が使用しないことがあると答えた。

調査は6才未満の子供を持つ親を対象に東京と大阪で2月に実施したもの。200人から有効回答を得た。それによると、チャイルドシートの保有率は71.4%に達しているにもかかわらず、子供をクルマに乗せる時、必ずしも使用していない人が43.5%もいた。理由は「運転時間が短い」、「自分と子供以外に同乗者がいる」などが多かった。

チャイルドシートの着用は2000年4月に法制化された。それ以降、関係業界が啓蒙活動を積極的に展開してきた結果、使用割合は前回調査よりも改善している。チャイルドシートを嫌がる子供も減っており徐々に定着している。ただ、今回の調査結果からは親に油断があることも浮き彫りになった。

《編集部》

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